ウッド フォース

木が持つ本来の力を最大限に引き出した、
高収益ツーバイ耐火構造4階建レントハウス「ウッド フォース」

コンドミニアムを始め、アパートや介護施設等の建物は販売や利回りを前提に企画実施されるものであり、合理的に考えた時、ツーバイ(木造)耐火はRCやS造と比べるまでもなく圧倒的優位性があるため採用されています。
日本でも平成16年に、この構造で4階建てまでが可能となり、平成19年3月には4階建ツーバイ耐火1Rマンションを完成させました。

「ウッド フォース」3つの性能

ツーバイ耐火構造とは、平成16年に日本ツーバイフォー建築協会が国交大臣の耐火構造認定を取得したもので4階建まではどの様な種類の建物でも面積に関係なく鉄筋コンクリートと全く同等の設計が出来るものです。 
この認定により今までは防火地域内で100㎡を超える木造での建築は出来ませんでしたが(ツーバイ耐火構造とする事での住宅、 共同住宅、店舗、ホテル、病院、介護施設等)がほとんどの用途の建築が可能になりました。

また1階を鉄骨造かRC造として、その上に「ウッド フォース」で4階を建てれば合計で5階建ても可能です。

最近 良く見かけます木造3階の準耐火構造(準耐)と、この(ツーバイ)耐火構造(耐火)は、次のような異なる規準となっています。
準耐は火災の場合一定時間内、柱等が燃えて倒壊しなければ良い構造に対し、
耐火構造では一定の時間の火災後も倒壊しない事となっており耐火性能上かなり異なる構造となっております。

準耐の外壁は、外部は1.8センチ厚のサイディングのみの規定に対し、耐火では、外部は3.5センチ厚のALCの上に1.5センチ厚のサイデングの2層構造となっており準耐と耐火では厚みの違いだけでも倍以上の違いが有ります。

当社では日本ツーバイフォー協会とカナダ林産審議会より「枠組壁工法・耐火構造認定書」 を受け、 3階及び4階建ての建物を設計、並びに施工し平成19年の3月に完成させました。
内部耐火では床・壁・天井共、構造部分は全て強化石膏ボードの1.5センチと2.1センチの2層構造となっており、準耐の床と大きく違っており、耐火のみならず遮音でも性能が大きく違っています。
2×4協会認定の耐火検査員による検査が義務づけられており、管理面でも安心です。
内部耐火では床・壁・天井共、構造部分は全て強化石膏ボードの1.5センチと2.1センチの2層構造となっており、準耐の床と大きく違っており、耐火のみならず遮音でも性能が大きく違っています。

ツーバイの耐久性は結露対策に掛かっていると言っても過言ではありません。
ツーバイ耐火構造に於いては、基礎は床下全面に防湿シートを敷き耐圧版構造方式とし、床下から来る湿気を防ぐと共に防腐剤を加圧注入した土台を使用し、更に地面から1m以内の高さには防腐、防蟻剤を全面塗布して耐久性を高めています。

また各階の柱や梁の木材は事前に工場にて強制乾燥を行い含水率を19%以下にして耐久性を向上すると共に、 室内外から発生する湿気を排出する為、 外壁面及び軒裏には通気層を設けた、防腐構造とし耐久性を高めています。

カナダやアメリカでは、コンドミニアム(日本の分譲マンション)が、このツーバイ耐火で建てられており、その耐久性も問題となっておりません。

また日本でも明治初期に建てられた札幌の時計台を始め同時期の豊平館(ホテル)・同末期の大磯の別荘大正期の「明日館」等改修はされているものの100年の風雪に耐えて国の重要文化財に指定されているものもあり耐久性の高さを証明していると言えます。

床下全面に防湿シートを敷きます
防腐剤注入土台
赤色部分が防腐剤塗布状況
防水紙上の材木の厚みが通気層となります

阪神淡路大震災でも、築70年のツーバイ住宅は外壁のヒビ程度で、そのまま住み続けておられる様子で、この事実が耐震性の強さを物語っていると思います。

ツーバイ工法は「面構造」でこの特徴は 力が加わると面全体で支える構造となっています。 これに対比されるのが、軸組構造で一般的な木造や鉄骨、鉄筋の建物は ほとんどこの方式ですが、この場合は柱や梁に力が集中するため、 少しでも弱い所があれば、そこから倒壊が始まる構造です。 もう少し分かりやすく言いますと、ツーバイはマッチ箱を重ねた構造で 床(1面)・壁(4面)・天井(1面)の計6面で力を支えている為、 安定した理想的な構造形式です。

当社のお勧めしています「ウッド フォース」は建築基準法の改正により確認審査の分類は高さ20m~60mの鉄骨や鉄筋と同じ「大規模な建築物」に分類されており、厳しい構造チェックを通過しなければ、確認がおりず、また3階建以上では審査機関の中間検査も義務付けられており厳しい構造基準やチェック制度により安全性が確認されています。

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